どうもこんにちは、サプリメント専門薬剤師の平井です。

今回はビタミンの薬理作用、ということについてお話したいと思います。

皆さんはビタミンが取る量によって、働きを変えることはご存じですか?

ビタミンには「生理作用」「薬理作用」というものがあります。

ビタミン、ミネラルなどは年齢・性別などによって異なりますが、1日に摂るべき量が決められています。「生理作用」とは、そのようなビタミンの必要量をきっちり補っているときに得られる作用のことで、欠乏症など起こさず身体がちゃんと機能するために摂らなくてはいけない量のことです。

しかしながらビタミンの「生理作用」を満たす量、簡単にいうと「1日にこれだけのビタミンを摂りましょう」の量では、身体の不調が改善されることはありません。

ビタミンのなかには所要量の何倍もの量を摂ると、なんらかの身体の不調を改善するものがあります。

この現象をビタミンの「薬理作用」といいます。

実際に病院では病気の治療にビタミン剤を使用していますが、その量は「1日でこれだけ摂りましょう」の量よりもはるかに高濃度なのです。

薬剤師カフェvitaでも頻繁に下記のような会話があります。例えばPMS(月経前症候群)でお悩みになっているお客様とも次のようなやり取りがありました。

「PMSの改善にはビタミンB6が良いとされています。」

「そうなんですか。では何の食べ物にビタミンB6は入っていますか?」

ここでビタミンの「生理作用」と「薬理作用」の問題になります。

食べ物から得られる量では、「生理作用」の量にはなっても「薬理作用」にはならないのです。

ビタミンB6は鳥胸肉なら約1枚(234g)、バナナなら約3本、赤ピーマンなら約2個で厚生省が「このくらい摂取しましょう」と指定している日本人成人の1日の推定平均必要量が取れますが、その量は1・1mgとなります。

ビタミンB6の「1日に摂りましょう」という量は1・1mgなのです。

ビタミンB6は前述のように、PMS(月経前症候群)に有効ですが、1日50mg~100mg摂ると症状が改善すると言われています。

これがビタミンの「薬理作用」の量です。

ビタミンB6をPMS改善を目的として食事から摂ろうとすると、鳥胸肉では最低でも約45枚、バナナなら約136本必要で、とてもではないですが食事からは摂るのは不可能です。

ビタミンの「薬理作用」を期待する場合、ビタミンをとても高い濃度で含んでいる医療用のサプリメントは大変有効です。

薬剤師カフェvitaの「疲労・ストレスサポートパック」医療用サプリメントも、ビタミンB6が100mgと医薬品以上の高含有量で入っています。

もちろん、基本として食事から摂れる栄養素は健康のために必須です。

しかし何か身体に不調がある時、病気の予防やアンチエイジングを考えるとき、高濃度のビタミンは様々な身体のサポートとなるのです。